4月15日週の日経平均株価の動きを振り返る

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4月15日週は地合いが悪く、日経平均は4月12日(金)の終値39,523円から、4月19日(金)終値では37,068円と大きく下げました。6.2%も1週間で下げた結果となります。

“TradingView提供のチャート”
たかぼー
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4月22日週の売買に備えて、15日週に何があったのか振り返っていきます!

中東問題継続|イラン・イスラエルの間で緊張が続く

イランとイスラエルの対立が激化し、各国で緊張が走る1週間となりました。

そもそもなぜ2か国が対立しているかというと、それは宗教の問題が大きく絡みます。イランは約50年ほど前は親米政権によって統治されていました。しかし1979年のイラン革命により、その親米政権が崩壊。イスラム教を国教とし、宗教指導体制が発足しました。

イランにとって聖地エルサレムのあるイスラエルはユダヤ人も多く、国家としては認めがたい存在です。核開発疑惑もあり、ユダヤ人としては過去にナチス・ドイツによる大虐殺を経験していますので、非常に敏感となっています。

そんな緊張感が長年続いていた中で、4月13日(土)初めてイランがイスラエルを直接攻撃しました。

そして19日にはイスラエルもイランを攻撃。ただし、限定的とされている。

いずれにしても、中東に緊張感が走ったことで一時的に売り優勢な状況になっていた。多くの投資家にとっては高止まりして、なかなか突き抜けない日経平均に対して売る理由が出来たとも言えるのではないかなと考えました。

アメリカ半導体関連株が不調

これまでアメリカの半導体関連株が日本市場をけん引してきました。ところが4月15日週においては、NYダウは踏みとどまってはいるものの、アメリカの半導体関連の指数であるSOX指数では大きく下落しています。

以下は上段:SOX指数、下段:NYダウになります。

明らかにSOX指数が大きく落ち込んでいるのがわかりますね。

“TradingView提供のチャート”

SOX指数と日本株の比較も見ておきましょう。

“TradingView提供のチャート”

動きとしてはだいぶ似通っていますね。

今後もSOX指数がどう動くかというのが日経平均の地合いを左右しそうです。

日銀、利上げの可能性を示唆

日銀の植田総裁は物価の上昇が続けば利上げをするということについて19日改めて示唆しました。

直近では、アメリカのインフレが根強く長期金利が上昇。それに伴い、為替も円安に大きく振れています。焦点となりそうなのは、この円安によって輸入価格が上がり、物価にどう影響を与えるのか、賃金上昇がどこまでの数字になっているのか。この辺りが焦点となりそうです。

長年のデフレを経験をしている日本からすれば、簡単に利上げに踏み切るのかと思いますが、この辺りの結果いかんではまた相場は大きく動きが出てきそうな気がします。

来週の売買をどう考えるか

このような状況下の中、今は不安定な動きが多く、上昇基調とは言い難い側面もあります。

そのため、小さく稼ぐということを念頭に日々の売買を行うことで、積み上げをしていきたいと考えています。

エフコードの含み損を少しでも解消するべく、4月末までは過ごしていきます。

現在+200千円。年間で+1,000千円を目指して、含み損をカバーしていきます。

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