自動で売買をやってくれる!?投資初心者こそ知っておくべき取引方法

パソコンで自動で処理してくれるのをイメージした写真 株式投資 学びの部屋

投資を始めたばかりだと、株価の動きが気になって集中できないですよね。また、株価がちょっと下がったりすると売らないと!なんていう焦る気持ちになったことはありませんか?

仕事中だって携帯をいじれるわけではないし、自動で売買をしてくれるものがあったらいいのに。。。

そんな問題を解決してくれるツールがありますので、今回はそれをご紹介いたします。

どうして覚えた方が良いかを振り返った記事も書いてますので、気になる方は以下も参照ください。

投資で成果を出すために必要なこと

自動取引で覚えておいた方が良い方法

私はSBI証券を使っていますので、その中でできる取引方法について説明していきますね。

通常の売買は「通常/逆指値」となりますが、その横に「OCO」「IFD」「IFDOCO」とあります。

何のことだろうかと疑問に持たれていた初心者の方が多いのではないかと思いますが、これは実は売買の方法を現しています。順に説明していきますね。今回は現物買いのパターンを中心に解説していきます。

OCO(オーシーオー)

下の画像を見ていただき、言葉の意味するものを順にお伝えします。

通常の取引では株価が急激に上昇することもあり得ます。そんな時にその波に乗り遅れないように少し高くなってでも買いたい!それをかなえてくれるのが、OCOとなります。

OCO1:購入したい株価を記入

まずは通常の取引と同じように購入したい株価をここに記載します。

上記では1,000円としていますが、この場合、株価が1,000円になったら購入することが可能となります。

OCO2:OCO1の価格で買えなかった場合にそれでも買いたいと思う株価を記入

通常の株取引において、株価がぐんぐん伸びて、1,000円まで下がらないことも起こり得ます。少し高くても欲しい。そんな状況に対応するためにOCO2を設定します。

画像の例では最初に1,000円で買う設定をしていましたが、1,000円にならずに株価はどんどん上昇します。そして、1,100円になった時に、もう1,000円まで下がることはないことを見越して買ってしまおう!そんな設定をしていることになっています。

そうすることで上昇トレンドのある株の購入が出来なかったというのを未然に防いでくれます。

IFD(イフダン)

こちらは購入時点であらかじめ自分の損益を見据えて、利確をしたいときや、損切をするための条件設定が出来る取引方法となります。

IFD1:購入価格を記入

こちらは通常の取引と同じように購入したい株価を記入します。

IFD2:利確を早めにしておきたい場合や損切設定をするしたいときに記入

◆利確の場合

指値で購入価格より高い株価を記入。そうすることで、購入価格との差分を利確することが出来ます。

◆損切の場合

逆指値で購入価格より低い株価を記入。万が一購入後に暴落したことに備え事前に損切設定を行っておく。

購入時点で上記設定が出来るので、常に売買を気にしなくても安心して取引が出来ますね。

IFDOCO(イフダンオーシーオー)

最後はIFDOCOとなります。さきほどのIFDを見ると利確設定もしたいし、損切設定もしたいよという贅沢な声が聞こえてきそうですが、そんな要望にもこたえられるのがこのIFDOCOとなります。

IFD1:購入価格を記入

こちらは通常の取引と同じように購入したい株価を記入します。

IFD2のうちOCO1設定:利確したい株価を記入

IFD2のうちOCO2設定:損切の設定

意味合いは先ほどのIFDと同じなので割愛しますが、上記設定をすることで、利確を確実に設定することが出来、損切にも対処できるので取引が常にできないし、損失も押さえたいという方にはお勧めです。

自動売買設定の注意点

最後に注意点です。

この自動売買の設定は最初は便利だなぁと思って使っていました。利確についてはプラスになるので、仮にそれ以上株価が伸びたとしても、まだ自分を納得させることはできると思います。

一方で損切設定です。株価は一日の中で上下します。そのため、最初は急激に落ちたけど、後半で盛り返した!なんていうことも良くあります。

損切設定をするのは良いですが、損をしたくない一心で設定してしまうと、せっかくの利益機会を失うことにもなりかねません。その点だけは重々理解いただいたうえで活用してみてくださいね。

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