先週で23年度が終わりましたね。最後の1週間は長く(といっても1カ月強ですが)持ち続けた銘柄を損切しました。が、その後その銘柄が値上がったり、配当権利確定後に大きく落ち込んだりと変化の激しい1週間ではありました。
そんな1週間を振り返っていきます。
3452ビーロット損切後に株価上昇で後悔…
まずはビーロットです。EPSはそこそこ、ですがPERが5倍台と以上に低く株価も伸び悩んでいました。この株価、1月末ごろは1,100ぐらいまであったのに2月の12月決算短信で大きく落ち込み930円をうろちょろしていました。
ちょうど3月中旬ごろからジワリと上げ始めて1,000円に到達。2~3日1,000円越えで安定していた日々が続いてきたので、1,100円ぐらいで売る、1,000円を切るなら損切と思っていました。
そして3月26日。たまたま時間があり、動きを見ていたら朝からいきなり1,000円を割っていて、勢いよく990円台に突入しました。そこで慌ててしまった私は、1,000円切ったのを見てすぐに損切。
結局その日は1,000円まで戻しました。その後3月29日にはなぜか大幅に100円以上伸びて1,154円まで来ました。
大きな影響があったのは、3月28日ニュースではないかと思います。3月28日の日経平均株価は594円安となったのですが、その中でも不動産関連は好調でした。中小型株としてビーロットにも注目が集まり、一気に伸びたと思います。
不動産セクターで覚えておくべきこと
不動産セクターはインフレ時には稼ぎやすくなります。それは賃料やそもそもの不動産の価値も上昇する傾向になり、収入が増えていきます。金利についても今回はすぐに上がらないということでローンの心配も目先ではなく需要が減るというのもあまりなさそうでもありました。
このような経済環境も伸長に大きな影響を与えたのではないでしょうか?
4063信越化学工業配当落ちってすごい
信越化学工業について、ボラティリティも大きく業績も安定しているので、日々の取引で重宝していました。そんな信越化学工業ですが配当権利確定日が3月27日ということで、安くなったら買おうと6,780円で購入しました。買いについてはその日の安値が6,771円だったのでうまく買えたのではと思っています。その日はプラスで終えて、6,819円の終値でした。
28日は配当落ちもあるであろうと50円ぐらいの落ちを予測していました。しかし、勢いはすさまじく、始値は6,687円、終値は6,606円と大きく落ちました。
すぐには戻ると信じたいですが、配当目当てではない限り、配当の出る銘柄は権利確定日に売り切ってしまった方が良いかなと感じた次第です。これがどのぐらいで戻ってくるのかはしばらくホールドして我慢して検証します。
9211エフ・コード株式分割
エフ・コードの株式分割が3月28日に行われました。まず勘違いしていたのが4月1日からだと思っていたのですが、3月28日に行われました。
株式分割については別のページでまとめましたが、基本的には株主にとってはメリットがあるようには思いますが、分割後も出来高が伸びていきません。。。
ただ、24年、25年と業績は好調でEPSは大きく伸びていきます。
注目度という点でまだまだ課題があるのだとは思いますが、今後もM&Aのニュースは続いていきます。どういうところとパートナーになっていくのか、その辺りのニュースに期待してしばらくホールドします。
24年度では上方修正も期待して、また5,000円台まで株価が進まないかなと期待したいところです。
まとめ
やはり、時間をかけて選んだ銘柄について、現物買いであればしっかりとホールドするということが今回の大きな教訓です。
業績に陰りがあるならまだしもEPSとPERの状況を見てまだまだ上昇余地があるのであればしっかりと我慢すれば回復するのだと痛感した次第です。
株価は機関投資家の動きもあり、業績通りにはいきませんが、ニュースがあれば土台のある企業はすぐに株価は戻ってきます。
そういった意味でも負けない投資をするには銘柄選びが大事ですし、我慢も大事というのが大きな学びの1週間でした。
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