増資を決定した時、やっておけば良かったと後悔したこと

増資した結果、株価はやがて半分以下に・・・

4月16日に増資を発表したエフ・コード（９２１１）

あれから約4カ月が経ち、株価がどうなったのか見ていきましょう

増資による株価の影響（過去の記事はこちら）

増資を発表した時の株価の終値は2,318円でした。

あれから約4カ月が経過…現在の株価は1,077円に大暴落しており、結果的に元に戻る兆しは見えず推移しています（8月16日時点）

チャートを見るとなだらかに落ち込んできています。

8月の暴落は日銀の利上げとアメリカの景気後退観測が重なり市場全体として一気に落ち込んだものが要因ですが、それにしても公募価格となっていた1,728円からも程遠い株価となっています。

増資が発表されたら定石通りまずは売りを選択する

私はこのエフ・コードの株を1,900株所有していました。

増資が発表されましたが、業績も伸長著しくすぐにM&Aによる売上拡大の可能性も十分にあり得たため、売ることなく保持のポジションを取っていました。

その結果、2,561円の平均取得単価であったため、1,077円の株価では▲2,819千円です。

ものすごいインパクトですね。。。

もし、増資決定後すぐに売ることが出来ていたなら、増資発表後の翌日終値はおおよそ1,800円でしたので、▲1,400千円で済みました。。。

いつか戻るであろうという勝手な期待が大きな損失を生むこととなったので良い勉強にはなりましたが、さすがにインパクトが大きいですね。。。

今回の経験を踏まえると増資を発表⇒定石通りすぐに売って違う銘柄に投資していく。

これに尽きると感じた次第です。

今後どうしていくか？

ではここまで落ち込んだ今どういうポジションを取るかというところですが、ここは保持一択で行こうと考えています。

理由としては以下の通りです。

➀業績の伸長が著しく、PERも15倍程度の株価になっていること。

➁上記PERであれば、伸びしろの方が期待値としては大きいこと

➂金融機関からの資金調達も行われ、決算説明資料ではM&Aも検討中としていることから業績伸長が期待できること

これ以上落ちる確率は低くなるかなと思っているので、このまま保持をして現金が必要になった時に売っていこうかと考えています。

今後の成長が期待できるようなIRが出てほしいものですね。

株式投資初心者ならではの失敗ではありますが、これを糧に売買がうまくなっていけるように精進したいと思います。