増資による株価への影響は?初心者投資家が知っておくべきこと

先行きが暗い 株式投資 売買の記録
たかぼー
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こんにちは!たかぼーです。

昨日増資を発表した9211エフ・コードですが、本日大方の予想通りS安となりましたね。

今回は初心者投資家が避けるべきことをまとめます。

増資による株式の希釈化はやはりすごかった

初のS安を経験

昨日エフ・コードの増資のニュースを受けて、増資についてまとめた記事を書きました。

調べていくとほとんどは株価が下がってしまうとのことで、今回の増資も下がることが予想は出来ましたが、にわかに成長著しい企業でもあるので、S安までは落ちずに回復するのではと考えておりました。

そして本日迎えてみると、、、みるみるうちに株価が下がり、あっという間に安値となってしまいました。

私は取得単価は2,561円。本日終値は1,818円。資金も預貯金のうち50%をつぎ込んでいた為、かなりの含み損となりました(結局損切も出来ずに終わりました。。。)

なぜ売り切ることが出来なかったのか?

EPS×PERを計算して、踏み出せなかった

エフコードの決算説明資料を読むと、2024年12月期のEPSは73円。

発行済み株式総数は10,600千株。2024年12月期純利益は775百万を見込んでおります。

今回公募による増資で1,474千株+第3者割当増資270千株の合計1,744千株が最大で増えることになります。

その際のEPSは以下のようになります。

EPS = 775百万 ÷ (10,600千株+1,744千株) = 62.8円

これを基準として考え、今回の増資が資金調達を可能にさせスピーディーに成長させることが目的であるならば、EPSはすぐに元に戻り株価も戻ってくると考えたからです。

ですが結果はストップ安。しかもあっさりと。

もう少し悩む人も出るかと思いましたが、ここまで厳しい結果になるとは想定していなかったですね。

資金の分散を間違えてしまった

また損切できなかった理由の二つ目は、自分の預貯金のお金の半分近くをエフコードにしてしまったためです。

勢いのある会社であったため、今後も伸びるということは恐らく変わらないと思います。ただ、その過信が保有数を増やすことに繋がりました。そのため、損失が大きくなった分を取り返せないと感じてしまい、身動きが取れなくなってしまいました。

投資をする上では、このようなリスクも把握したうえで、損失しても良い金額の範囲で投資するべきで、2月・3月と地合いの良い中でプラスの結果を出してしまっていたのも今回の失敗に繋がってしまったかなと反省です。

それでもまだエフコードをどうしていくかはそれでも決めかねていますが、今後は資金配分もしっかりと考え、地合いも踏まえたうえで堅実な売買を行うようにしようと思った次第です。

今日のエフコード、どんな人が売りに出したのかを考えてみる

エフ・コードの発行済み株式総数は10,600千株です

そのうち、23年12月時点で計算すると、役員や証券会社などで約75%を占めています。

仮にそれらがほぼ動かない株数だとすると、残り25%の約2,600千株が売買の中心になり、本日の出来高は486千株であるため、一部の個人投資家を中心に売買がなされたのではないかと思います。

その中で信用残としても314千株あり、特に信用買いをしていた人がまずは先に動き出したのではないでしょうか?

そうすると、損失がさらに大きくなりそうなリスクのある人たちだけが締め出され、期待を持っている人たちはまだまだ動けずにいるのではないかと推測しています。

まだまだ下げる可能性を秘めているエフコードですが、ひとまず5月までは様子見をしながら今後の成長に期待していきたいと思います。

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